カギを掛けないなら金庫じゃなくてもいいんじゃない?

kagi_kinko

夫の転勤で今住んでいるマンションに引っ越してきたとき、知り合いが誰もおらず、治安がいいのか悪いのかもわからなかったので、金庫を買おうということになった。夫婦で共働きだった私たちにとって、その金庫は心強い用心棒のような存在だったのだけど…。

このマンションに住んで数年経ち、私たちは子宝に恵まれた。子供が産まれると、それまでマンションには誰も知り合いがいなかったのに、子供たちを通じてたくさんの知り合いができた。今ではお互いの家に行き来する関係になったほどだ。子供たちも他の部屋の子供たちと兄弟のように育ったので、お互いピンポンも押さずに勝手に家に出はいりするほど仲が良い。そんなわけで、我が家も外出するとき以外はすっかり鍵をかけなくなってしまったのだった。

詳しくはこちらの記事へ
→ 家出した妻が金庫も一緒に持っていった

それと一緒に、夫婦のみだったときは必ずかけていた金庫のカギも、最近ではすっかり面倒になって掛けなくなってしまった。一応通帳や印鑑などの貴重品は金庫に入れてあるけれど…。

ある日夫と、「カギを掛けないなら金庫じゃなくてもいいんじゃない?」という話になった。確かに、カギを掛けない金庫なんて、ただの重たい収納ボックスと同じである。かと言ってその金庫に衣服を入れるのもどうかと思うので、結局一応貴重品はそこに入れておくことにしてある。まあ、金庫を金庫として使わなくてもいいくらい、安全な場所に住んでいるなんて、それこそ金庫の中に住んでいるようなものだ。金庫より心強いご近所さんたちに感謝しながら、今日も我が家の扉は鍵を掛けずにウェルカム状態である。