金庫に対する父と母の価値観の違い

kinko_chichi

僕の実家は山形県の海側、周囲を豊かな自然環境に囲まれた地域にあります。元々、ここは父の側(僕から見ると父方の家系になります)の家があったところで、先祖代々受け継いできた土地や家屋に暮らしている恰好です。
両親の話を聞いていると、父は元々この家の跡取り息子だったため、どこかから配偶者=妻となる人を探して連れてくるように言われていたそうです。何でも「大学卒業までに決まった嫁を連れてこなければ、お見合いをさせて強制的に結婚させる」とまで、祖父に宣言されたとのこと。

そこで白羽の矢が立ったのが、父が東京の大学に通っていた際、サークルを通じて知り合っていた若き日の母でした。
母をこちらに嫁入りさせるには色々と問題があったようですが、「見合いなんぞしてたまるか」の一念で父親が解決のために奔走し、どうにか無事結婚という運びになったのだとか。
(参考:ヘソクリを隠すのは冷蔵庫よりも金庫がベスト

両親から聞いただけでも、父と母の結婚の障害になったのは、「1、母が都会っ子で山形に来たがらなかった」、「2、金庫に対する父と母の価値観の違いが大きかった」などがあった様子です。
この内、特に2の問題は大きかったようで、「田舎の旧家育ちで、お金を預かるなら銀行よりも自宅の金庫」という考えの父と、「都会育ちで、お金は銀行で預かるべきもの」という価値観の母は、双方が納得するまで何度も話し合いをしたのだとか。

僕も来年は大学生になるのですが、やはり父同様、「大学卒業までに彼女を連れてこい。無理ならお見合い即結婚だから」と言われています。実際、僕に父親と同じことが出来るかどうか分かりませんが、ひとまず「大学で彼女」だけは何とか作りたいなぁと思っているのでした。